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百敷や 古き軒端の しのぶにも

なほあまりある 昔なりけり

 作者:順徳院(じゅんとくいん)

 意味

宮中の古びた建物の軒下に生えているしのぶ草を見ると、昔栄えていた朝廷がしのばれて懐かしく思えます。

※ 百敷(ももしき)
宮中のこと

※ 古き軒端(のきば)
古くなった軒の端

※ しのぶ
「しのぶ草」と昔を懐かしく思う「偲ぶ」の掛詞

※ なほあまりある
いくらしのんでもしのびつくせない

※ 昔
宮中が栄えていたころ。醍醐(だいご)、村上天皇の時代のこと

 

 オススメの覚え方

食べても食べても減らない桃(もも)なお(なほ)あまりある なんて幸せだぁ(*´▽`*)

 

 ゴロあわせ

もも なほあまりある (桃がなお余ってる)

 決まり字

もも

 解説

この歌は、承久の乱の5年前、作者が20歳くらいの頃に詠まれたとされています。

この頃は鎌倉幕府が栄え、天皇を中心とした王朝文化が衰えてきていました。

昔の栄えていたころを思い出して詠んだようです。

昔の良い時代・・・楽しかった頃は本当にしのんでもしのびきれない、懐かしく思うものかもしれませんね。

それが、楽しければ楽しいほど、栄えていればいたほど・・・だと思います。

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