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風そよぐ 楢の小川の 夕ぐれは

みそぎぞ夏の しるしなりける

 作者:従二位家隆(じゅにいいえたか)

 意味

風がそよそよと音を立てて楢(なら)の葉に吹いている。この楢の小川の夕暮はもう秋がきたように感じられるが、小川で行われている「みそぎ」の行事を見ると、まだ夏である証拠なのだなぁ。

※ 風そよぐ
そよそよと風が吹く

※ 楢(なら)の小川
京都市にある上賀茂神社付近にある御手洗川(みたらしがわ)のこと

※ みそぎ
川や海の水で身を清め、罪や穢れ(けがれ)を祓う(はらう)こと

※ 夏のしるしなりける
夏である証拠であるなぁ

 

 オススメの覚え方

そよそよと味噌(みそ)汁のいいににおいを運んできた(*^^*)

 

 ゴロあわせ

かぜそ みそ(風にそよぐ味噌)

 決まり字

かぜそ

 解説

そよそよと吹く風に秋を感じつつ、「みそぎ」の行事にまだ夏であることを感じています。

「みそぎ」とは、罪やけがれを水で清める行事で、ここでは陰暦の6月30日の夏越しの祓(なごしのはらえ)《六月祓(みなづきばらえ)》のことをさしています。

風や空気が涼しくなり、そろそろ秋かな~なんて思っても蝉が鳴いたりするとまだまだ夏なんだな・・・なんて思うことありますよね?

作者は、「みそぎ」の行事にそれを感じたようです。

いろんなことに季節を感じる・・・そんな余裕があると少し幸せ感じますね(*´▽`*)

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