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世の中は 常にもがもな 渚こぐ

海士の小舟の 綱手かなしも

 作者:鎌倉右大臣(かまくらのうだいじん)

 意味

世の中は、いつまでも変わらないでほしい。渚を漕いでゆく漁師の小舟の、引き綱を引いている姿は、しみじみといとおしいものを感じるなあ。

※ 常にもがもな

いつまでも変わらないものであってほしいものだ

※ 渚

波打ちぎわ

※ 海士の小舟(あまのをぶね)

漁師の小さな舟

※ 綱手(つなで)

舟を陸から海へ引っ張っていくための綱

※ かなしも

愛おしい。心ひかれる

 

 オススメの覚え方

世の中はそんなに甘(あま)いもんじゃない。なめてもらっちゃ困る!!!

 

 ゴロあわせ

よのなかは あまの(世の中は海士の)
よのなかは あま(世の中は甘くない)

 決まり字

よのなかは

 解説

常に移り変わってゆく世の中。

目の前の変わらない光景・・・

目まぐるしく変わっていく世の中に対し、いつもと変わらない普段の光景にしみじみと感激している・・・そんな歌でしょうか。

日々の生活で、仕事や学校行事に追われ、疲れ切ってしまったときに、ふといつもと同じ光景を目にすると、なんだかちょっとホッ!!としたり、安心したりしませんか?

作者もそんな気持ちだったのでしょうか?

平安時代・・・遠い昔ですが、すごく近い気持ちを感じました(*^^*)

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