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わたの原 漕ぎ出でて見れば 久方の

雲居にまがふ 沖つ白波

 作者:法性寺入道前関白太政大臣(ほっしょうじにゅうどうさきのかんぱくだいじょうだいじん)

 意味

大海原に舟を漕ぎだして遠くを見渡すと、沖の方には雲と見間違えるような白波が立っています。

※ わたの原

広々とした海原

※ 漕ぎいでて見れば

舟を漕ぎだしてみると

※ 久方の

「雲居」に掛かる枕詞

※ 雲居

雲のいるところで、空のことをいう

※ まがふ

見分けがつかない。見間違える

 

 オススメの覚え方

綿あめこんもり、みた~~い(*´▽`*)

 

 ゴロあわせ

わたの くも(綿のような雲)

 決まり字

わたのはら こ

 解説

この歌は、実際の景色を見たのではなく、「海上遠望(海の上から遠くを眺めた景色)」というお題で詠まれました。

目の前には青い海、遠くには雲と見間違るような白い波、歌を聞いているだけで景色が想像できます。

さすが、摂政関白を何度も経験した大物らしく、スケールの大きな歌になってます。

遠くに波が見えたら、ちょっとこの歌を思い出してみませんか?

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