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うかりける 人を初瀬の 山おろしよ

はげしかれとは 祈らぬものを

 作者:源俊頼朝臣(みなもとのとしよりあそん)

 意味

つれなかったあの人が、私になびくようにと観音様に祈ったのに。初瀬の山おろしよ、おまえが吹き荒れるように、あの人がますますつらくあたるようになんて祈らなかったのに。

※ うかりける人

私に冷たくあたる人。私につらくあたる人

※ 初瀬

奈良県桜井市の地名。観音様で有名な長谷寺がある

※ 山おろしよ

山から吹き下ろす冷たい風

※ はげしかれとは

私に冷たくなれとは。冷たさがもっと激しくなれとは

 

 オススメの覚え方

これはもう・・・うっかりはげしかないでしょう

 ゴロあわせ

うかり はげし(うっかり はげ)

 決まり字

うか

 解説

うまくいかない恋。冷たいあの人に振り向いてほしいと、観音様に祈ったのに、それどころか、さらに冷たくなってしまった・・・願いが通じなかったという残念な歌です。

初瀬とは、十一面観音で有名な長谷寺があります。長谷寺は貴族の信仰を集めていました。

好きな人と両想いになりたいのに・・・となったら神様にお願いしたくなる気持ちはすごくよくわかります(´・ω・`)

せっかくお願いしたのに、願いもむなしくさらに冷たくされたら涙なしでは語れなくなりそうですね(:_;)

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