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夕されば 門田の稲葉 おとづれて

あしのまろやに 秋風ぞ吹く

 作者:大納言経信(だいなごんつねのぶ)

 意味

夕方になると、家の門の前のだんぼの稲の葉が音をたて、葦ぶきの小屋にも秋風が吹いてきました。

※ 夕されば

夕方になると

※ 門田の稲葉

家の門の前のたんぼの稲の葉

※ おとづれて

音をたてて

※ あしのまろや

葦で屋根を葺いた(ふいた)粗末な小屋

 

 オススメの覚え方

くさ!!夕(ゆう)方の足(あし)、くさ!!

 

 ゴロ合わせ

ゆふ あし(夕方の足)
ゆふ あしのまろや(夕方の足はまろやか)

 決まり字

ゆう

 解説

この歌は、京都の源師賢(みなもとのもろかた)の別荘で詠まれたものです。

家の前の田んぼの稲穂がさらさらと音を立て、小屋の中にも風を運んでくる様子を読んでいます。

歌を声に出して読んでみると、なめらかで、さらっと吹く秋風の心地よさを想像させます。

今では少なくなってしまった田園風景ですが、田んぼの稲を見ながら秋風を感じるなんて、ちょっと贅沢な時間かもしれません。

残念ながら稲の香りで鼻がむずむずしてしまうので、長くは感じられないですが・・・(>_<)

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