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夜をこめて 鳥のそら音は はかるとも

よに逢坂の 関はゆるさじ

 作者:清少納言(せいしょうなごん)

 意味

夜明け前に、にわとりの鳴きまねをして函谷関(かんこくかん)はだませたとしても、逢坂の関はだませません。私は決してあなたには会いませんよ。

※ 夜をこめて

夜が明ける前に

※ 鳥のそら音

にわとりの鳴きまね

※ はかる

だます

※ よに

決して

※ 逢坂の関

逢坂山にある関

※ ゆるさじ

許しません

 

 オススメの覚え方

よぉ(よを)!!四人(よにん)で遊ぶの久しぶり!!

 

 ゴロあわせ

よをこ よに(ようこを世に出せ)

 決まり字

よを

 解説

清少納言と藤原行成(ふじわらのゆきなり)は、夜更けまで語り合っていましたが、宮中の物忌みのために、行成がそそくさと帰ってしまいました。

翌朝、「鶏の鳴き声にせきたてられて」と言い訳の文が届きましたが、清少納言は「中国の故事の函谷関の鶏の真似ですか?」と返しました。

するとまた成行から「違いますよ。あなたに会うための逢坂の関ですよ」と言ってきました。

それに返したのがこの歌です。

函谷関とは、朝、一番鶏が鳴くと門を開く関所のことです。

逢坂の関は男女が逢うという関ですね。

なにやら難しいやりとりですが、この歌は、何と言ってもダメ。函谷関はだませても私はだまされませんよ(^^;というお返事の歌です。

メールやLINEもそうですが、何か言うと上手く返事が来る、それにまた返すと、また面白い返事がくる。

とても楽しいやりとりですよね。

この二人もそんな感じだったのでしょうか・・・?

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