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いにしへの 奈良の都の 八重ざくら

今日九重に 匂ひぬるかな

 作者:伊勢大輔(いせのたいふ)

 意味

昔、奈良の都で咲いていた八重桜が、今日は、宮中で美しく咲き誇っています。

※ いにしへの

昔の

※ 九重

宮中

※ 匂ひぬるかな

美しく咲き誇っていることよ

 

 オススメの覚え方

いに穴が開きそうなほど神経を遣ってしまう今日このごろ・・・(´-ω-`)

 

 ゴロあわせ

いにしへの けふ(いにしへの今日)
いにしへの 匂ひ(いにしへの匂い)

 決まり字

いに

 解説

一条天皇のもとに、奈良から八重桜が献上されたときのこと。

それを受け取る役目の紫式部が、新しく女房になったばかりの作者にその役を譲りました。

作者は一首詠むように言われ、即興でこの歌を詠みました。

「今日(けふ)」は「今日(きょう)」と「京」の掛詞になっています。

また、「いにしへ」と「今日」、「八重」と「九重」を対比させるという技巧も凝らしています。

先の【060】の歌といい、この歌といい才能って素晴らしいですね。

また機転がきくのもすごいです。こんな女性に憧れます(*^^*)

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