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大江山 いくのの道の 遠ければ

まだふみも見ず 天の橋立

 作者:小式部内侍(こしきぶのないじ)

 意味

大江山を越えて、生野を通って行く道は遠いので、まだ天の橋立の地を踏んだこともありませんし、母からの文も見ていません。

※ 大江山

京都市の北西部にある山

※ いくの

京都市福知山市の地名。「行く」の掛詞

※ 遠ければ

遠いので

※ ふみも見ず

行ったこともない。「文」と「踏み」の掛詞

※ 天の橋立

京都府宮津市にある名所。日本三景の一つ

 

 オススメの覚え方

ねぇ~・・・おおえん団。まだ来てないの?

 

 ゴロあわせ

おほえ まだ(大江山 まだ)
おほえ ふみ(大江 ふみ)

 決まり字

おおえ

 解説

作者は、【056】和泉式部の娘です。

作者が歌合に招かれたとき、「お母様がいなくて大丈夫?お使いは出したの?返事はきた?」とからかわれました。

そこで、即興で返したのがこの歌です。

「いくの」に「行く」と「生野」を掛けたり、「ふみの」に「文」と「踏み」を掛けたり見事な出来栄えでした。

これには、からかった相手も尻尾を巻いて逃げたそうです。

からかわれたのに、ばっさり・・・こんな風にできたらかっこいいですよね~・・・

惚れる(≧▽≦)

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