moon-316421_640

めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬまに

雲がくれにし 夜半の月かな

 作者:紫式部(むらさきしきぶ)

 意味

久しぶりに会えたのに、あなたかどうかもわからないうちに帰ってしまったのですね。真夜中の月が、雲の間に隠れてしまうように。

※ めぐり逢ひて

月が姿を見せることですが、ここでは友達と久しぶりに会って

※ 見しやそれともわかぬまに

見たかどうかもわからないうちに。「それ」は、「つき」と「友達」の両方をさす

※ 雲がくれにし

雲にかくれてしまった。

 

 オススメの覚え方

一番最初にについたは、羊の形だった(*^^*)

 

 ゴロあわせ

め くも(目に雲が)

 決まり字

 解説

「源氏物語」で有名な紫式部の歌です。

幼馴染と久しぶりに再会するも、月が雲に隠れるように瞬く間に帰ってしまった、と別れを惜しんで歌った歌です。

月があっという間に雲に隠れてしまう様を、すぐに帰ってしまった友達と重ね合わせています。

この歌は、詞書(ことばがき)に幼友達と会って・・という説明があり、それを読んで、月のことではなく、友達のことを書いている、と理解できます。

さすがに奥が深いものになっていますね。

記事を共有
Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0Share on Google+0


<スポンサードリンク>