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八重葎 茂れる宿の さびしきに

人こそ見えね 秋は来にけり

 作者:恵慶法師(えぎょうほうし)

 

 意味

幾重にも葎(むぐら)の生い茂るこの寂しい住まいに、訪ねて来る人は誰一人いないが、秋だけはやってきたのだなぁ

※ 八重葎(やえむぐら)

幾重にも重なって生えている葎(むぐら)。葎は、つる性の雑草

※ 茂れる宿

生い茂っている家

※ さびしきに

寂しいところに

※ 人こそ見えね

訪ねて来る人もいないけれど

 

 オススメの覚え方

あっ!!あそこに八重歯がかわいいがいた(*^^*)

 

 ゴロあわせ

やへ に ひとみえね(八重に人見えね)
やへ に ひとこ あき(八重にひとこ、秋)

 決まり字

やへ

 解説

この歌は、河原院(かわらのいん)で詠まれた歌です。

河原院とは、【014】河原左大臣が建てた豪華な邸宅でしたが、この頃には荒れ果てていて、作者の友人の法師が住んでいたようです。

作者は、きらびやかだった過去を思い出しながら歌ったようです。

どんなに綺麗にきらびやかに作っても、いつかはすたれてしまう。

人は来なくても、秋は訪れる。

寂しい秋が、さらに寂しく感じてしまいそうです(´-ω-`)
 

 

 

 

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