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逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに

人をも身をも 恨みざらまし

 作者:中納言朝忠(ちゅうなごんあさただ)

 意味

あなたと逢って、愛し合うことがまったくなかったら、あなたのつれない態度も、私の身のせつなさも恨むことはなかったのに。

※ 逢ふことの

男女が逢って、愛し合うこと

※ 絶えてしなくは

まったくないのなら

※ なかなかに

むしろ

※ 人をも身をも

相手の人も、自分の

※ 恨みざらまし

恨むことはないでしょう

 

 オススメの覚え方

気があうと一緒にいるのは楽しい
おおこわいと思うのは、裏がある

 

 ゴロあわせ

あふことの ひとを(逢ふことの 人を)
おおこわい ひとのうらみ(おお怖い 人の恨み)

 決まり字

おおこ

 解説

逢ふことの・・・これは、読むときは(おうことの)となります。

二人が逢うことがなければ、相手のことも、自分のことも恨むことはないのに・・・と男性の恨む気持ちを詠っています。

この歌の男女が逢えないのは、「まだ一度も逢ったことがない」「逢ったことがあるのに、何かしらの理由で逢うことができない」という二つの説があります。

いずれにしても、逢いたい人に逢えないのは切ないですね。

もしも、後者の逢ったことがあるのに逢えなくなってしまった場合・・・逢ってしまっただけに、更に思いはつのるかもしれないですね。

やっぱり平安時代の恋は辛いのかなぁ・・・と思ってしまうのでした(´-ω-`)

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