heart-669545_640

忍ぶれど 色に出にけり わが恋は

ものや思ふと 人の問ふまで

 作者:平兼盛(たいらのかねもり)

 

 意味

人に知られないように隠していたけれど、私の恋心は顔に出てしまっていたようです。恋に悩んでいるのかと他人に尋ねられるほどに。

※ 忍ぶれど

人に知られないように隠してきたけど

※ 色に出にけり

表情に出てしまった。色は、表情や顔色のこと

※ ものや思ふと

恋に悩んでいるのかと

※ 人の問ふまで

人に尋ねられるまでに

 

 オススメの覚え方

忍ぶもの・・・( ゚Д゚)ハッ忍者か( ̄▽ ̄)

 

 ゴロあわせ

しのびのもの(忍びの者)
しのものとふ(しのもの問ふ)

 決まり字

しの

 解説

この歌は、「天徳内裏歌合(てんとくのだいりうたあわせ)」で、【041】壬生忠見(みふのただみ)の歌と競い合いましたが、優劣つけがたく、天皇にお伺いをたてると、この歌を口ずさんだので、兼盛の勝利といわれています。

恋心が芽生え、だんだん気持ちが膨れ上がり、ついに隠しきれなくなり、顔に出てしまった・・・というなんとなく、どこかにありそうな、経験したことありそうな歌です。

想像するとなんとなくかわいらしいというか、ほほえましいというか・・・きっと本人は、やばい、バレてる(>_<)なんてちょっと慌ててるかもしれないけど、見てるとあったかい気持ちになりますよね。

恋っていいですね(*^^*)

記事を共有
Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0Share on Google+0


<スポンサードリンク>