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浅茅生の 小野の篠原しのぶれど

あまりてなどか 人の恋しき

 作者:参議等(さんぎひとし)

 

 意味

浅茅(あさじ)の生えている小野の篠原の「しの」ではないが、いままでは忍んできたけれど、もうこらえきれない。どうしてあの人のことが、こんなに恋しいのか。

※ 浅茅生(あさぢふ)

茅(ちがや)がまばらに生えている場所

※ 小野の篠原

「小野」は野原。「篠原」は、細くて小さい篠竹が生えているところ

※ 忍ぶれど

気持ちをこらえているけれど

※ あまりて

抑えきれないで。「あまる」は多すぎて限界をこえてしまう

※ などか

どうして

 

 オススメの覚え方

朝、じかんがない(>_<)あまりごはんでお弁当だ!!

 

 ゴロあわせ

あさぢえのあまり(浅知恵のあまり)
あさはじかんがあまりない(朝は時間があまりない)

 決まり字

あさじ

 解説

忍ぶ恋。忍びきれない、隠し切れない気持ちを詠んでいます。

「篠原」が「しのぶれど」の「しの」を呼び込み、重ねることによって忍びきれない気持ちを強調しています。

下の句の「あまりて」で、限界を超えてしまった抑えられない気持ちを表しています。

忍ぶ恋というと、暗いイメージですが、平安時代は美しいとされていたようです。

溢れる気持ちを歌にする・・・そして、気持ちがおさまればいいですが、そんなに簡単にはいかなかったのではないでしょうか・・・どうでしょう( ̄▽ ̄)

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