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誰をかも 知る人にせむ 高砂の

松も昔の 友ならなくに

 作者:藤原興風(ふじわらのおきかぜ)

 意味

年を取った私は、誰を友としたらいいのか。高砂の松の木でさえ長年の友ではないのだから。。

※ 誰をかも

いったい誰を~としようか

※ 知る人にせむ

「知る人」は友人や知人のこと。

知人にしようか

※ 高砂の松

年老いた松

※ 友ならなくに

友人ではないのだが

 

 オススメの覚え方

焼肉のたれ・・・待ってるから早く買ってきて

 

 ゴロあわせ

たれをまつもの(誰を待つ者)

 決まり字

たれ

 解説

「高砂」は、兵庫県高砂市のことで、松の名所があり、歌枕になります。歌枕とは、歌の中に詠みこまれる名所のことです。

長生きはおめでたいことでもありますが、長年親しくした友人が一人、また一人・・・と去っていき、誰を話し相手にしようか、自分と同じように長寿の松では話し相手にならないのでな・・・と一人の寂しさを詠んでいます。

確かに、一人は寂しいです。

いつも誰かが近くにいると気づきませんが、一人になるとしみじみそんなことを思うときもあります。

普段は、時々一人ってちょっと贅沢な時間のような気もしますが、友人が去っていき、残されていく寂しさは、当事者にしかわからないかもしれないですね。

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