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名にしおはば 逢坂山の さねかづら

人にしられで くるよしもがな

 作者:三条右大臣(さんじょうのうだいじん)

 意味

「逢って寝る」という意味を持つ逢坂山のさねかづら。その長いつるをたぐるように、誰にも知られずにあなたに会いに行く方法があればいいのに。

※ 名にしおはば

名前を持つのなら

※ 逢坂山

京都と滋賀の間にある山。「逢う」の掛詞。【010】にもでてきましたね

※ さねかづら

モクレン科のつる植物。常緑で赤い実がつく。「さね」は「さ寝」の掛詞

※ くるよしもがな

「くる」は「来る」と「繰る」の掛詞

 

 オススメの覚え方

こっそりいたづらしてるのに、なにしても、人に知られる。もっとこっそりやらねば(-.-)

 

 ゴロあわせ

なにしてもひとにしられ(何しても人に知られ)

 決まり字

なにし

 解説

人目を忍ぶ恋。会いたくても会えないせつない気持ちを詠んでいます。

さねかづらのつるの絡み合う様子から、恋の状況も複雑に絡み合っていることがうかがえます。

しかし!!「逢坂山のさねかづら」さねかづらの掛詞「さ寝」には一緒に寝るという意味があります。

人目を忍んで会いたいわりに、一緒に夜を共にしたいとは、なんとも大胆な・・・( ̄▽ ̄)

イメージ的には、超遊んでる人の歌・・・ですね。実際の作者はどうだったか知りませんが・・・(´-ω-`)

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