autumn-507548_640

このたびは 幣も(ぬさも)とりあへず 手向山(たむけやま)

 

紅葉の錦 神のまにまに
 作者:菅家(かんけ)

 意味

今回の旅は、急だったもので、幣の用意もありませんでした。その代わりに、手向山の錦織のような紅葉を、お供えしますので神の御心のままにお受け取りください。

※ このたびは

「この旅」と「この度」の掛詞

※ 幣(ぬさ)

旅の無事を祈って、紙や布で作られた捧げもの

※ 手向山(たむけやま)

神に手向けをして越える山。京都から奈良へ越える山という説もある

※ まにまに

~のままに。なりゆきにまかせる。心のままに

 

 オススメの覚え方

このたびは、このような高価な紅葉模様の織をいただき誠にありがとうございました。大切にいたします。

 

 ゴロあわせ

この  もみじ
このもみじ(この紅葉)
この まにまに

 決まり字

この

 解説 

菅家…実は菅原道真で学問の神様でした。

この歌は・宇多上皇の旅にお供したときに詠まれたそうです。

この当時は、旅の安全を願うため、道祖神にお参りし、幣を捧げるのが習わしでした。

本当に、幣を用意できなかったのかはわかりませんが、この美しい紅葉をどうぞ、「神のまにまに」神の思うままに・・・と言われたら、神様もきっと受け取るしかないですよね(^^;

とてもきれいな紅葉を見つつ、なにかほっこりしてしまう歌でした(*^^*)

記事を共有
Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0Share on Google+0


<スポンサードリンク>