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天の原 ふりさけ見れば 春日なる

みかさの山に 出でし月かも

作者:阿倍仲麻呂(あべのなかまろ)

 意味

広々とした大空をふりあおいで遠くを眺めると、美しい月が出ている。あの月は、ふるさとの三笠山で見た月と同じなのだなぁ。

※ 天の原

広々とした大空

※ ふりさけ見れば

ふりあおいで遠くを眺めること

※ 春日

現在の奈良県春日神社付近

 

 オススメの覚え方

あまのさんちで作ったみかんはすごく酸っぱかった(>_<)夏みかんだから当たり前か( ̄▽ ̄)

ゴロあわせ

あまの  みかさん
あまの みかた(尼の味方)

 決まり字

あまの

 解説

作者の阿倍仲麻呂は、19歳の頃、遣唐留学生として中国に派遣されました。

30数年後、帰国を許された仲麻呂が自分の送別会で故郷を思って詠まれたうたです。

中国の夜空にうかぶ月を見て、ふるさとの月を思い出したのでしょうか…

この後、仲麻呂は日本を目指しますが、船が暴風にあい、中国に戻ることになりました。

そして、日本に戻ることはできませんでした。

すごくせつないうたです。

何とも言えずせつない気持ちになります。

夜、月を見たら、仲麻呂のことを思い出してみようかなぁと思います。

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